トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ RSS ログイン

WS003SH用USBホストケーブルの製作

WS003SH用USBホストケーブルの製作

以下に記載している内容はすべて無保証です。参考にする際はすべて自己責任でお願いします。

目的

USBホスト機能をサポートしていないWS003SHで、USBホスト機能を使用できるようにする。

原理

WS003SHのUSBホスト機能に不足しているハードウェアを外付けで補う。

不足ハードウェアとその解決方法は次の通り。

  • USBコネクタ → miniAが接続不可なので、miniBで代替
  • USB給電 → 外部から給電
  • USB給電のソフトウェア制御 → 無視

準備する物

  • USBケーブル
    • Aオス-miniB(通常のUSBケーブル) × 1本
    • Aオス-Aメス(いわゆるUSB延長ケーブル) × 1本
  • 絶縁テープ(熱収縮の絶縁チューブがベストか?)
  • USB HUB(ACアダプタ等で給電するセルフパワーのもの)
  • その他、テスター(接続チェック用)等の工具

製作方法

  • USBケーブルを適度な長さで切断し、次のコネクタ付きケーブルとする。
    • miniBコネクタ付きケーブル(WS003SH接続用)
    • A(メス)コネクタ付きケーブル(USBデバイス接続用)
    • A(オス)コネクタ付きケーブル(給電用)
  • 上記ケーブルを回路図の通り接続する
    • 回路図 usb-circuit.jpg(6668)
    • コネクタ端子配列 usb-pin2.JPG(4763)
    • 接続箇所は他とショートしないように絶縁テープ等で絶縁すること
    • 接続が終わったら、コネクタ端子とケーブル色と回路図とがすべて一致することをテスターで確認すること

コネクタ端子とケーブル色はUSB規格に準拠してれば一致するはずだけれど、粗悪なケーブルが無いとも言い切れないので、自分でテスターで確認した物以外は信用するな

動作確認

何か異常があったりUSB HUB認識メッセージが出ない時は、急いでWWS003SHからminiBコネクタを抜いて、USB HUBの電源を切断すること

  • USB HUBに電源投入
  • USB HUBのDownlinkに、給電用A(オス)コネクタを接続
    • 発火・発煙・急激な発熱等の異常がないことを確認
  • USB HUBのUplinkに、USBデバイス接続用A(メス)コネクタを接続
    • 発火・発煙・急激な発熱等の異常がないことを確認
  • WS003SHでLinux起動
  • WS003SHに、WS003SH接続用miniBコネクタを接続
    • 発火・発煙・急激な発熱等の異常がないことを確認
    • WS003SHの画面にUSB HUB認識のメッセージを確認

(・ω・)趣味でやってるサイトですよ。