WS003SH用USBホストケーブルの製作
WS003SH用USBホストケーブルの製作
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目的
USBホスト機能をサポートしていないWS003SHで、USBホスト機能を使用できるようにする。
原理
WS003SHのUSBホスト機能に不足しているハードウェアを外付けで補う。
不足ハードウェアとその解決方法は次の通り。
- USBコネクタ → miniAが接続不可なので、miniBで代替
- USB給電 → 外部から給電
- USB給電のソフトウェア制御 → 無視
準備する物
- USBケーブル
- Aオス-miniB(通常のUSBケーブル) × 1本
- Aオス-Aメス(いわゆるUSB延長ケーブル) × 1本
- 絶縁テープ(熱収縮の絶縁チューブがベストか?)
- USB HUB(ACアダプタ等で給電するセルフパワーのもの)
- その他、テスター(接続チェック用)等の工具
製作方法
- USBケーブルを適度な長さで切断し、次のコネクタ付きケーブルとする。
- miniBコネクタ付きケーブル(WS003SH接続用)
- A(メス)コネクタ付きケーブル(USBデバイス接続用)
- A(オス)コネクタ付きケーブル(給電用)
- 上記ケーブルを回路図の通り接続する
- 回路図 usb-circuit.jpg(6682)
- コネクタ端子配列 usb-pin2.JPG(4774)
- 接続箇所は他とショートしないように絶縁テープ等で絶縁すること
- 接続が終わったら、コネクタ端子とケーブル色と回路図とがすべて一致することをテスターで確認すること
コネクタ端子とケーブル色はUSB規格に準拠してれば一致するはずだけれど、粗悪なケーブルが無いとも言い切れないので、自分でテスターで確認した物以外は信用するな
動作確認
何か異常があったりUSB HUB認識メッセージが出ない時は、急いでWWS003SHからminiBコネクタを抜いて、USB HUBの電源を切断すること
- USB HUBに電源投入
- USB HUBのDownlinkに、給電用A(オス)コネクタを接続
- 発火・発煙・急激な発熱等の異常がないことを確認
- USB HUBのUplinkに、USBデバイス接続用A(メス)コネクタを接続
- 発火・発煙・急激な発熱等の異常がないことを確認
- WS003SHでLinux起動
- WS003SHに、WS003SH接続用miniBコネクタを接続
- 発火・発煙・急激な発熱等の異常がないことを確認
- WS003SHの画面にUSB HUB認識のメッセージを確認
(・ω・)趣味でやってるサイトですよ。