!!!WS003SH用USBホストケーブルの製作 '''以下に記載している内容はすべて無保証です。参考にする際はすべて自己責任でお願いします。''' !!目的 USBホスト機能をサポートしていないWS003SHで、USBホスト機能を使用できるようにする。 !!原理 WS003SHのUSBホスト機能に不足しているハードウェアを外付けで補う。 不足ハードウェアとその解決方法は次の通り。 *USBコネクタ → miniAが接続不可なので、miniBで代替 *USB給電 → 外部から給電 *USB給電のソフトウェア制御 → 無視 !!準備する物 *USBケーブル **Aオス-miniB(通常のUSBケーブル) × 1本 **Aオス-Aメス(いわゆるUSB延長ケーブル) × 1本 *絶縁テープ(熱収縮の絶縁チューブがベストか?) *USB HUB(ACアダプタ等で給電するセルフパワーのもの) *その他、テスター(接続チェック用)等の工具 !!製作方法 *USBケーブルを適度な長さで切断し、次のコネクタ付きケーブルとする。 **miniBコネクタ付きケーブル(WS003SH接続用) **A(メス)コネクタ付きケーブル(USBデバイス接続用) **A(オス)コネクタ付きケーブル(給電用) *上記ケーブルを回路図の通り接続する **回路図 {{ref usb-circuit.jpg}} **コネクタ端子配列 {{ref usb-pin2.JPG}} **接続箇所は他とショートしないように絶縁テープ等で絶縁すること **接続が終わったら、コネクタ端子とケーブル色と回路図とがすべて一致することをテスターで確認すること コネクタ端子とケーブル色はUSB規格に準拠してれば一致するはずだけれど、粗悪なケーブルが無いとも言い切れないので、'''自分でテスターで確認した物以外は信用するな''' !!動作確認 何か異常があったりUSB HUB認識メッセージが出ない時は、急いでWWS003SHからminiBコネクタを抜いて、USB HUBの電源を切断すること *USB HUBに電源投入 *USB HUBのDownlinkに、給電用A(オス)コネクタを接続 **発火・発煙・急激な発熱等の異常がないことを確認 *USB HUBのUplinkに、USBデバイス接続用A(メス)コネクタを接続 **発火・発煙・急激な発熱等の異常がないことを確認 *WS003SHでLinux起動 *WS003SHに、WS003SH接続用miniBコネクタを接続 **発火・発煙・急激な発熱等の異常がないことを確認 **WS003SHの画面にUSB HUB認識のメッセージを確認